杉 良治
六本木水脈―六本木・赤坂・銀座「夜の帝王」と呼ばれた男の東京夜物語
夜の世界はいろんなことがあるんだぁ?と思いました。みんな人間の本能剥き出しで、人間らしいというか・・・どんな人も大差はないんだなと安心したりもして。
読み進めるうちにだんだん「ああ、結局は自慢なんだなあ」という思いが強くなってきて、かすかに不快感を感じた。文章の基本がなっていないので、とにかく読みづらい。ストーリよりもまず人脈ありきで、どんどん有名人を登場させているが、それぞれの話がぶつ切りだったりして、時間の流れも時系列になっていないところが多い。また、華やかな交友関係の記述の合い間に(半ば強引に)「世間、権力に物申す」的な主張がちりばめられているが、これらのくだりもイマイチだな?と思った。いってることにはうなづけるんだけど、もっとさりげなくまとめてほしい。あるいは、いっそのこと自分の考えはひとつの章にまとめてくれたほうがよかった。さらに、著者の女性関係の記述はまったく不要。読む側はそんな話は別にどうでもいい。ひとしきり自分の女性関係について述べた後、「自分は妻子のいる身で、今の話は全部モテる友人のことですから誤解なきよう!」みたいな言い訳をしてるところなんて特に。。書いててカタルシスでも感じているんだろうか。
ビートたけしがオビを書いていたので、即購入しました。
|
売れ筋商品
このページの情報は 2006年7月15日17時36分 時点のものです。 |




