藤田 宙靖
行政法入門
この本は単なる入門書よりも、行政法という分野の概観や論点について非常に論理的な説明を用いることで、初学者でも頭の中に行政法の思考構造を構築する土台を作り上げることを可能とする。そのため、その後の行政法を学んでいく上での指針を明確に持つことができると思います。
相当に丁寧に書いてあります。
学者が書いた自称「入門書」には、実際には読者にかなりの前提知識を要求するものが少なくありませんが、本書は違います。行政法の知識は勿論のこと、法律学についての知識が全く無い人でも理解できるよう配慮されています。意欲があれば高校生でも読了できるでしょう。資格試験等を目指す人も、本書から入れば、間違いありません。
藤田先生が昔放送大学で講義されていた時の教科書を元にした本です。青林の本よりコンパクトで使いやすい本です。行政法は(他の法律も同様の傾向がありますが)教科書毎に概念・体系がかなり分かれていて、定評ある各教科書の違いを理解しながら読むと、各教科書の体系や発想・アプローチ等の深さ、美しさを堪能できる科目です。藤田先生の教科書も、「法律による行政の原理」という言葉に現れる、思考の楽しみを教えてくれるすばらしい本です。ぜひ、お勧めします。
はじめに他の本で勉強して、覊束裁量行為や公定力、撤回、侵害留保理論、形式的当事者訴訟といった概念がいまひとつピンとこなくて行政法が消化不良でした。ためしに入門と銘打つこの本を読んでみたところ、その概念がていねいにかつ平易な言葉で書かれていたので、すっきりと理解することができました。 |
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このページの情報は 2006年7月15日17時36分 時点のものです。 |


