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痴呆を生きるということ
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| 価格 | 商品名 |
| ¥ 777 | 痴呆を生きるということ |
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文句なく名著 |
すばらしい本だと思った。
発行から二年で既に13刷されているのは伊達じゃない。
痴呆という病気を生きる人の心を読み解き、痴呆を抱える人と共に生きるための指針が見えてくる。
「ぼけても心は生きている」
「ぼけても安心して暮せる社会を」
これが、著者の言いたいことのほとんどすべてなのだそうだが、
この二つの言葉の重さは、
痴呆を抱える人と共に暮した経験を持つ人でないとなかなかわからないのではないだろうかと思う。
しかし本書を読めば、きっとその経験不足を補うことができるだろう。
前半での小説を題材にした痴呆の実例の解説には、崇高さすら漂っている。
その崇高さは、ぼけても心は生きているということの証明であると同時に、命の尊さの源泉なのだと思う。
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この本だけでした |
遠く一人暮らしだった義母が痴呆になり、一年前から我が家で介護しています。
それまで「呆けた」人と接触したことすらなく、何もかもがわからないまま介護が始まり、
図書館に通って「痴呆」「介護」と名のつく本を手当たり次第借りて読みました。
たくさんの本の中で、唯一、この本だけが役立ちました。
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認知症本人や共に暮す人の思い |
家族がアルツハイマー型認知症になりました。同居でないため、本人や共に暮すパートナーの思いを想像するのが難しい面もあり、何か理解の助けになる本はないかと探していました。この本はその目的にまさにぴったりの本で、認知症の解説本でありながら、認知症の方の気持ちや共に暮す方の気持ちをくみ取れる内容になっています。身近に認知症の方がいる人に特にお勧めの本だと思います。
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一行一節一章が心の琴線に触れる |
著者は自分がガンで余命が無いことを知ってこの本を書き上げた。どのページからでも読み始めると良い。涙なくして読めないだろう。痴呆で罹病者も看護者も絶望へと突き落とされていく過程を読み上げていくには勇気がいる。NHKのドキュメンタリーで拝見したことがある。家族を批判してはいけないと言う。家族には長い歴史と培われた文化があるという。だから家族をなじってはいけないと言う。
書名を見ると、なんとなく「安全運転の手引き」のようなしょうもない「道徳本」のようにみえるけれど、前書きから目を離せなくなる。何処を開いてもどんどん引き付けられていく。本全体が韻文=詩のように、一行一節一章が心の琴線に触れない物はない。読める時期がきたら手にとって見て欲しい。
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拠り所に |
周りの人の理解がないことが介護される身にとっても、介護者にとっても何よりも苦しいことだと思う。
痴呆の典型的な症状を紹介し、それを受け入れていく必要があることを説くこの本は、痴呆(今は認知症というが)老人、及びその介護者にとって大きな支えとなるであろう。

